ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
※このブログはネタバレを含みます※
今日観た映画は、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」。
小学生のころ、図書室にあった若草物語が大好きでよく読んでいました。
映画もとても期待していたのですが……。
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エマ・ワトソンは、ハリーポッターシリーズのころから観ていて顔がとても好み。
だけど、「美女と野獣」のとき同様、演じる役が男性に頼る性格というか夢見がちな性格な気がしてもやもやする。
“しっかり者の長女メグ”という肩書きだったけど、結婚して貧乏になってもいい・苦労してもいいと言っていたのに実際に貧乏な生活を強いられ夫に愚痴を言ってしまうシーンは「いや、そんなん結婚前からお前わかってたやん……」と思わず突っ込んでしまった。
主人公である次女のジョーも信念を曲げずに自立して生きていっているんだと思いきや妹のベスが病気で亡くなって弱気になると、昔自分にプロポーズしてくれた男友達(でもジョーがこっぴどくフッた)と結婚したほうが、みたいな血迷ったこと言って母親にたしなめられてるし。
なんだか後半は全体的にもやもやしてしまった。
ただ、少女時代と現在を行き来して進んでいくストーリーのなか、少女時代のエピソードはどれもきらきらしていて好きだった。
4姉妹で作り上げたクリスマスの舞台。ジョーと男友達のなんでも言い合える距離感。社交界の華やかさに浮かれる姿。結婚式直前の姉に向かってジョーがつぶやいた「少女時代が終わっちゃう」という言葉。
うん、どこを切り取っても好き。
あと、とても好きだったのは衣装。
母親の派手さのないシックな色合いのドレスに映えるケープの赤いリボン、大叔母様(メリル・ストリープ)の黒いレースをあしらったドレス、末っ子エイミーの黒いリボンのヘアアクセサリー。
色んなタイプのドレスが出てきて見ていてとても楽しかった。
繰り返し観たい映画というわけではありませんでしたが、若草物語が好きなひとは一度観ても損は無いんじゃないかなという感想。
☆3つを満点とすると、☆☆といった感じ。
20210112