「学校に行きたくない」

 

 

新居での生活もそろそろ一か月が経とうとしています。

 

起立性調節障害の治療中で起床しづらい長女をどうにかこうにかリビングのある一階まで誘導し、登校準備をうながす日々。

リビングのど真ん中でしゃがみ込み、ため息を吐き、ついに「学校行きたくない」という言葉が出た。

 

 

転校先の小学校のことを話すときに「みんな優しいんだよ」と言っていたので安心していたのだけれど、やっぱり「学校に行きたくない」と言い始めた長女。

 

「人が嫌だ」と言うので学校の生徒で苦手な子がいるのかと聞いてみるとそうじゃないらしい。

「人と関わるのが嫌」「〇〇ちゃん1人ならいいけど」と言う。

 ※〇〇ちゃんは、クラスのなかで席が近く一番話しかけてくれる子。

 

 

転校したてで、周りと馴染むのに時間がかかるのは仕方のないことだよ、と言ってみたのですが納得しつつも「それでも行きたくない」と。

 

オンライン授業に切り替えてもらうのは、今の時代、わりと簡単なことです。

実際、去年も小学校から個人用のPCが配られてからはオンライン授業にしてもらった期間もある。

 

 

ただ、去年までのわたしの行動を振り返ってみると、先回りしてフォローしすぎた感があった。

長女も「ママが学校に連絡してよ、オンライン授業にしますって」と簡単に言うようになってしまったので、これはわたしのミスだったなと痛感。

ちゃんと学校に連絡・相談して、先生やスクールカウンセラーと話す機会を設けるべきだった。

何事にも、段階がある。

 

 

 

・転校先で上手くやるために頑張って疲れている

起立性調節障害で体がだるい

・思春期

 

この三つが大きな理由なんだとおもうけど、それ以前に、たぶん、もともとの性格が“まいにち学校に行く”ということに向いていないんだろうなあ。

 

 

 

学校で人間と関わることは面倒くさい、学校に行きたくない、でも勉強ができる優等生のままでいたい、塾なら行く、運動はしたくない、、、

長女の気持ちをまとめると、そんな感じらしい。

 

 

思春期の長女とわたしのやりとりを見ている次女(底抜けに明るいリーダータイプ)は、「わたしも学校行きたくないときあるよ……給食に納豆が出る日」と深刻そうな顔で言う。

うーん、そうね、それも大変な問題よねと受け止めるわたしの横で、そんなの超どうでもいいじゃん……と呆れ顔の長女。

 

 

明日は、学校に連絡する予定。さて、どうなることやら。